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龍山寺周辺の観光スポットをご紹介します。台北の龍山寺周辺には、知る人ぞ知る隠れた魅力がたくさんあります。
私は台北に留学した経験があり、その際に龍山寺周辺を歩き回りました。
今回は、オススメ龍山寺周辺の観光スポットを巡る散策モデルコースと併せて、この地域の歴史的な背景や魅力もご紹介します。
さらに龍山寺周辺で絶対に外せない絶品グルメや、お土産にぴったりの場所も合わせてご案内しますので、次の台北旅行の際にはぜひ参考にしてみてください。
≡ 目次
はじめまして!「コストパフォーマンス」を重視し、限られた予算で最高の体験を求める旅行スタイルを心がけています。これまでに50以上の国や都市を訪れた永遠の旅人です。独学で英語を学び(TOEICは975点)。また、台湾での語学留学の経験もあります。
龍山寺周辺の散策コース概要
龍山寺周辺の観光スポットを巡る〜〜〜
A 龍山寺駅
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B 東三水街市場
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C 新富町文化市場
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D 剝皮寮歴史街区
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E 龍山寺地下街
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F 青草巷
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G 龍山寺
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H スターバックス
(艋舺門市店)
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(糖廍文化園区-旧製糖工場倉庫)
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I 華西街観光夜市
(艋舺夜市)
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J カルフール(家樂福) 桂林店
龍山寺周辺を観光するなら午後12時頃〜がよいかなと思います。
ゆったりとランチを楽しんだり、写真を撮ったりと、適度に休憩を取りながら歩けば、夜市が賑わう時間になるでしょう。
もし、時間に余裕がある場合は、スターバックスで一服した後は、近くにある旧製糖工場の倉庫を見学するのもおすすめです。歴史を感じられる建造物で、散策の良い足止めになると思います。
ご自身のスケジュールや体力に合わせて、巡るコースをアレンジして下さい。
- ポイント
・月曜日が定休日の場所が多い。
・青草巷は、日曜日が定休日。
・朝市は、14:00時で閉店する店が多い。
・夜市場は16:00 ~ から。
それでは、龍山寺周辺の観光スポットを一つ一つご紹介して行きます。
その前にまずは、龍山寺が位置する萬華地区について
↓↓↓
以前は、留学で台北に住んでいたのですが、前回は観光客として行きました。
その時に泊まったのは、こちらのシルケン ホテル (Silken Hotel)です。
- 1、立地が台北市内でアクセスしやすい
- 2、シャワーしてもトイレが濡れない
で選びました。
最近、内装がリノベーション?されて綺麗でした。スタッフさんも優しかったです。
★最寄り駅:中山國小 駅 徒歩8分
★ロビーには、無料のコーヒーとスナックが置いてありました。
★バスタブ付き
★近くにUbikeステーション有り
- 萬華地区の起源は、300年ほど前、淡水河を船でこの地を行き来していた先住民族に由来し、当時は「艋舺(Monga)」と呼ばれていた。(先住民族の言葉で小船を意味する。)
- 1738年に龍山寺が建立され、信仰の拠点としても商業の安泰を祈願する場として機能した。
- 台湾は清朝に統治されていた時代、中国大陸の閩南地方からの移民が増え、木材や炭の取引などで発展した。
- 1895年に日本統治時代が始まり、地名は先住民族の読み方をまねて「萬華」と変化した。
- 現在、経済の中心は台北の東に移動し、萬華には日本時代の低層住宅や古い市場が残る。
- 萬華は、都市開発から切り離され、古い市街地として多様な人々の生活の場となっている。
2, 龍山寺周辺の観光スポット: 詳細
龍山寺周辺の観光スポットを巡るルートの詳細は、
上のGoogleマップをご覧ください。
東三水街市場(旧新富町市場)
台湾の伝統的な朝市場を散策
台北市内で最も古い市場の一つです。地元の新鮮な食材や伝統的な台湾料理を楽しむことができます。
台湾といえば夜市を思い浮かべるかもしれませんが、実際には伝統的な朝市場もたくさんあります。その中でも龍山寺の近くにある『東三水街市場』は、日本統治時代に開設され、歴史的な市場の一つとして親しまれています。この市場は「新富市場」として知られ、昭和の雰囲気が漂う場所です。新鮮な野菜や鶏肉、豚肉、鮮魚など、さまざまな食材がここで手に入ります。地元の人々にとっては、まさに台所としての役割を果たしています。
■東三水街市場(旧新富町市場)
- 住所:台北市萬華区東三水街
- 最寄りのMRT駅:龍山寺駅の3番出口から徒歩3分
- 営業時間:ほとんどの店が09:00時前後には開店し、14:00時~夕方頃まで営業しているが、店舗ごとに営業時間は異なります。
- 定休日:月曜日
新富町文化市場
歴史と文化が息づく、新しい出会いの場
『東三水街市場』に隣接する「新富町文化市場」は日本統治時代の1935年に建設された「新富町食料品小売市場」公設市場です。
現在は、リノベーションされ、アートギャラリーやカフェ、レストラン、雑貨店などが入居する文化施設として新たな姿を見せています。特筆すべきは、建物の特徴的な馬蹄形の形状であり、この特徴から若者の間で人気の撮影スポットとなっています。
■新富町文化市場
- 住所: 台湾台北市萬華区三水街70号
- 最寄りのMRT駅:龍山寺駅の3番出口から徒歩3分 (東三水街市場の隣)
- 営業時間:火曜日~日曜日10:00~18:00 (店舗によって異なる場合があります。)
- 定休日:月曜日
- ポイント
萬華世界下午酒場
新富町文化市場の施設内にある飲み屋さんです。店内は清潔感がありながらもちょっぴりとレトロな雰囲気。お酒と一緒に、お店特製のおでんなどを楽しむことができます。
市場で買ってきた食べ物を持ち込んで、ここで一緒に飲むことができます。
剝皮寮歴史街区
レトロな街並に100年前にタイムスリップ
ここは百年あまり前の清朝時代の町並みを残しており、紅色のレンガ、アーチ型の歩道、花が彫刻された窓の格子などが見られます。
台北市の萬華区は、かつて艋舺(バンカ)と呼ばれ、その一部は「剝皮寮(ポーピリャオ)」と呼ばれていました。剝皮寮という名前は、この地域で木材の皮を剥いでいたことからきています。2009年に整備され、現在は歴史的な建物や伝統的な工芸品の店舗が点在し、古き良き台湾の雰囲気を味わうことができます。
■剝皮寮歴史街区
- 住所:台湾台北市萬華区広州街101号
- 最寄りのMRT駅:龍山寺駅の出口1から徒歩約5分
- 営業時間:火曜日~日曜日-街区:9:00 ~ 21:00 / 展示室:9:00 ~ 18:00
- 定休日:月曜日
- HP:オフィシャルサイト(日本語)
- ポイント
台湾で大ヒットした映画『艋舺(MONGA)』(2010年公開 邦訳『モンガに散る』)の撮影ロケでもあります。この映画はオススメです!
龍山寺地下街
日本の有名人にも人気の龍山寺開運命理街
龍山寺の向かいに位置する艋舺公園の下には、地下ショッピングエリアがあります。地下は2層構造で、地下1階には占い横丁があり、地下2階の龍山文創基地はカルチャーセンターとなっています。
龍山寺地下街は、2005年に地上の艋舺公園と共にオープンした地下ショッピングエリアです。ここでは、かつて艋舺公園の地上にあった店舗が主にテナントとして営業しています。観光客向けの特定の商品を販売しているわけではないのですが、日本であまり見ないユニークな物が売っていありします。
地下は2層構造で、地下1階には有名な占い横丁があり、開運グッズや生活用品が販売されています。占い横丁には多くの占いブースがあり、「日本語OK」のお店もあります。価格はブースや内容によって異なり、500元から600元程度です。
地下2階には龍山文創基地があり、カルチャーセンターのような役割を果たしています。また、暇を持て余している地元の人々が集まる場所もあります。
■龍山寺地下街
- 住所: 台湾台北市萬華区西園路一段145号B1、B2
- 最寄りのMRT駅:龍山寺駅直結
- 営業時間:毎日11:00 ~ 21:30
- 定休日:なし
- アクセス:龍山寺駅直結 or 地上の艋舺公園の7つの出入口からショッピングモールにアクセスできます。
- ポイント
龍山寺地下街商場の上に位置する「艋舺公園」は、主にリタイヤした高齢者たちが集まり、将棋を楽しんだり、お酒を飲みながら仲間と過ごす場所となっています。
青草巷
青草巷 台湾の伝統的な薬草の世界を体験
薬草で有名な「青草薬専売街」は、台北市内で最も古い市場の一つです。十数軒の伝統的な薬草店が百種類以上の薬草を販売しています。
路地に足を踏み入れると、みずみずしい薬草の香りが漂います。ここは薬草で有名な「青草薬専売街」です。十数軒の伝統的な青草薬舗が百種類以上の薬草を販売しています。口伝えの民間経験に基づいて薬の調合を提供し、地方の風情を感じさせる特別な通りです。ここでは台湾産の薬草を主に扱っており、その数は100~200種にも及びます。薬草は様々な効用があり、見るだけでも興味深いです。
■青草巷
- 住所: 台湾台北市萬華区西昌街224巷
- 最寄りのMRT駅:龍山寺駅の出口1から徒歩約3分
- 営業時間:月曜日 ~ 土曜日 08:00 – 22:00
- 定休日:日曜日
- アクセス:龍山寺のすぐ横の西昌街224巷と廣州街あたり
- ポイント
軒先には「青草茶」というほてりを鎮める台湾ハーブ茶の屋台もあります。夏場は青草茶が喉の渇きを即座に癒してくれます。特におすすめは「苦茶」です。熱や毒素を排出し、肝臓を保護し、二日酔いや炎症を緩和する効果があります。健康に良いお茶ですが、味は、、、。
龍山寺
台北最強のパワースポット、龍山寺でお祈り
台北で最も歴史のあるお寺、龍山寺は、仏教、道教、儒教の三大宗教を包み、100余りの神様を祀るお寺です。地元の人々からの厚い信頼を受け、願い事が叶うと信じられています。
建築は、中国古来の建築様式である三進四合院と宮殿式建築が融合しており、屋根やひさしには龍や鳳凰などの縁起の良い動物が彫刻されています。
なお龍山寺は、清時代の1738年に漢民族の移民によって建立され、福建省から分霊を受け入れました。その背景には、当時、漢民族が台湾北部に移住した際、土地の環境は極めて厳しく、「三在六亡一回頭」(10人のうち3人しか生き残らず、6人が亡くなり、1人が帰国)の状況でした。龍山寺には、移民たちが神様に保護していただけるようにという切実な願いが込められています。
■龍山寺
- 住所:台湾台北市萬華区広州街211号
- 最寄りのMRT駅:龍山寺駅出口1番から徒歩約3分
- 営業時間:毎日 06:00 ~ 21:30
- 定休日:なし
- ポイント
龍山寺では、実は引いたおみくじを解説もしてもらえます。「解籤處」でスタッフに自分の願い事を伝えると、おみくじと照らし合わせながら詳しく説明してもらえます。日本語ができるスタッフも不定期に配置されるようです。
スターバックス (艋舺門市店)
レトロ空間でコーヒー休憩
日本統治時代の1935年に建てられた萬華林宅という古墳を改装して作られたスターバックスです。内部は赤煉瓦の壁や木製の扉など、台湾らしい装飾が取り入れられており、一般的なスターバックスとは少し違ったアンティークな雰囲気を楽しむことができます。
かつては地元の名士である林氏が住宅兼店舗として使用されていました。今では台北市の市定古蹟に指定され、歴史的な価値のある建築物です。萬華地区でスタバがこのような古蹟を店舗として活用したのは、艋舺店が初めてです。
スターバックスの店舗として開放されているのは建物の1〜2階部分です。天井が高く広々とした空間になっており、モダンなデザインの階段や窓、壁、柱は古き良き時代を感じさます。
■スターバックス (艋舺門市店)
- 住所: 台北市萬華區西園路一段 306巷24號&26號
- 最寄りのMRT駅:龍山寺駅出口2番出口番から徒歩約7分
- 営業時間:月曜日 ~ 金曜日 07:00~21:30 / 土曜日・日曜日 07:30~21:30
- 定休日:なし
- HP:スターバックス 艋舺門市店
- ポイント
建物の3階と4階は通常立ち入り禁止ですが、月・火・木曜日の14:00〜16:00は見学できます。
華西街観光夜市(艋舺夜市)
1951年に設立された台北最古の夜市
華西街夜市は、薬膳料理や蛇、スッポン、海鮮料理で知られ、滋養強壮やアダルトな店舗、怪しいマッサージ店も多い。昔からこの地域、風俗産業が集まる場所として知られ、今でも夜市周辺にその面影が残るが、台北市政府の取り締まりにより、観光地としての評価が向上し、治安も改善されている。
■華西街観光夜市(艋舺夜市)
- 住所: 台湾台北市萬華区華西街、梧州街、廣州街.、西昌街周辺、龍山寺近く
- 最寄りのMRT駅:龍山寺駅出口1番から徒歩約3分
- 営業時間:毎日 16:00 ~ 00:00
- 定休日:なし
- ポイント
アーケードが連なっており、照明も暗くちょっぴり怪しい感じがしますが、奥にはたくさん美味しいお店があります。
カルフール(家樂福) 桂林店
台湾の有名なスーパーでお土産
龍山寺周辺の観光スポットではないですが、龍山寺エリアから徒歩で約15分の距離に、「家樂福」という日本で言うところのイオンのようなデパートがあります。ここでは、日常品から食品まで幅広く購入でき、台湾のお土産も揃っています。
■カルフール(家樂福) 桂林店
- 住所: 台北市桂林路1號
- 最寄りのMRT駅:龍山寺駅から徒歩約10分 / 西門駅から徒歩10分
- 営業時間:毎日 24時間 営業
- 定休日:なし
時間に余裕がある場合...
糖廍文化園区-旧製糖工場倉庫
スターバックス艋舺門市店から徒歩約7分に位置する、台湾の歴史的な砂糖工場跡地を再利用した施設があり、見学することができます。ここは、龍山寺周辺の観光スポットとして新しい場所です。
華西街観光夜市(艋舺夜市)が賑わう時間になる前に時間が余ったら、スターバックス休憩の後に訪れてみてはいかがでしょうか。
■糖廍文化園区-旧製糖工場倉庫)
- 住所: 台湾台北市萬華区大理街132-10号
- 最寄りのMRT駅:龍山寺駅出口2番から徒歩約15分
- 営業時間:火曜日 ~ 土曜日 10:00 – 17:00
- 定休日:月曜日
3, 龍山寺グルメ
龍山寺周辺には観光スポットだけでなく、美味しいグルメたくさんあります!!
ここでは、特にお気に入りの場所をピックアップしてみました。
- タイトルをクリックすると、店舗の場所をGoogleマップで確認できます。
艋舺螺螄粉 桂林米粉
中国柳州市の名物である螺螄粉は、お米で作った麺とタニシのスープを組み合わせた奇妙な麺料理です。
福州元祖胡椒餅
薄いパイ生地で、香り豊かな肉や野菜の具を包み大きな窯の内側に貼り付けて焼いた食べ物です。カリッとした外側とジューシーな中身が特徴です。
阿義魯肉飯
豚肉や牛肉を醤油やスパイスで煮込んだ料理で、ご飯の上に盛り付けられる台湾の人気料理です。この店では、牡蠣も一緒に載せたバージョンを提供しています。
龍都冰菓專業家
100年の歴史を持つかき氷屋さん八寶冰(八宝かき氷) 小豆、緑豆、金時豆、ハトムギ、タロ芋ペースト、ピーナッツ、芋丸(タロ芋の白玉)、脆圓(透明のタロ芋もち)と8種類のトッピングがのったかき氷がこのお店の名物です。
4, 最後に・・・
龍山寺周辺の観光スポットを巡るコースはいかがでしたか。私はこの龍山寺がある萬華地域がとても好きです。
台北で人気の士林夜市は今や完全に観光客向けになり、値段も高くなっていると感じます。一方で、華西街観光夜市(艋舺夜市)は地元の人々も訪れるような場所です。
台北という都会の中にありながら、昔の歴史が感じられるエリアが今でも残っているのは興味深いと感じました。
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